イチョウの葉が舞い、焚き火のあたたかさが心地よい11月最終の土曜日。
地元みやこ町にて、循環型農法で米や野菜などを生産する進農園さんで、餅つきの催しがあり、我が家も参加した。
進農園さんからは、現在、毎週野菜を仕入れているが、先日の紫川アート市などでご一緒するなど、親しくさせていただいており、無農薬の野菜はもちろんだが、ご家族のお人柄を含め、ファンなのである。
この日は、各地から人々が集い、とてもあたたかで和やかな、幸せ感ただよう素敵な会が催された。
農園について早々、杵を持たされ、へっぴり腰でぺったんぺったん。
幼少の頃に、母の実家でちょっとだけついた記憶はあるが、そんなのは経験のうちに入らない。
2釜分ぐらいついたところでギブアップ・・・。
慣れないと言うだけでなく、基礎体力も低いと言うことに、改めて気づかされた。苦笑
ここでは、釜も自家製である。
ドラム缶を割った釜は、安価で必要十分な機能。
とても野趣あふれる、かまど炊きの餅米だ。
宴会では鍋やおでんが振る舞われたが、そこには自家製の粉で作った手打ちのうどん麺も投入された。
もう、なんでもかんでも自家製であり、これが昔の農家の姿なのかな・・・と、ある種の感動をおぼえた。
それにしても、現代人である私たちは、いかに自分で作れなくなってしまった事か・・・。
生活の中で当たり前のようにものがクリエイトされ、自給自足と交換が行なわれていた時代。
貨幣が生まれ、腕の立つ人の作品が重宝され高値をつけ、やがて工芸となり、商品となり・・・。
産業革命後、集団化、効率化、西洋化の流れの中で、私たちは次第に生活のためにクリエイトする事を忘れ、自分の生活のためにではなく、経済拡大のための歯車の一部として、自らの生活とは関わらないところで、クリエイトしてはいないか・・・?
あんまり現実離れしたことを語っても仕方ないし、もちろん現代科学は素晴らしいものだと思うのだが、私は進農園さんのビニルハウスで催された餅つき後の宴会で、ものすごく強い焼酎(笑)に酔いながら、少しばかり、「懐かしい未来」のことに想いを巡らせたのであった。
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