先日、約44年の人生でおそらく初めて、「裏切られた」と感じることがあった。
「悔しい」想いをするのはよくあることで、それをバネにするのもわりと得意だが、今回ばかりは、なんだかどうにも空しくなってしまった。
入れ込んでいただけに、いろんな意味で痛手も大きいが、いい経験とポジティブに捉えて、先に進もうと思っている。
時期を同じくして、心から嬉しくなる出来事もあった。
苦難の仕事を成し遂げた後の、共に苦しんだ仲間からの一言である。
宴席での何気ない会話で、ひょっとしたら社交辞令として発された言葉かもしれないが、私にはとても暖かく、強く心に響いた。
昨年度末、某省から依頼の調査事業として、各種調査を行なう中、私はWeb部門を担当し、調査レポートを作成した。
ところがこの事業の進捗においてトラブルが生じ、私の担当部門を含め、プロジェクト全体の完了が2ヶ月も押すと言う異例の大事態となり、その期間、メンバー全員が神経をすり減らすこととなった。
担当営業の方はストレスで入院し、作成当事者の一人である私も、このブログの更新はおろか、他の仕事も手つかず状態となりながら、なんとか納品完了の時を向かえることができた。
前例のない特殊な調査でもあり、途方に暮れたこともあったが、結果、有用な資料を提出することができたと自負している。
先日、その仕事の慰労会を催していただいた。
東京メンバーは残念ながら都合つかず、福岡メンバーのみではあったが、苦労を共にした方々とのうれしい宴席であった。
今回のプロジェクトが、営業部長さん曰く「10本の指に入る苦行だった」・・・と言う話を伺い、改めて難題であったことを実感し、途中何度も降りたくなる気持ちを抑え、最後まで完遂できて本当に良かったと思った。
「いろいろあったけど、また一緒にやりたいよね」
会話中の営業部長さんの言葉に皆が頷いた。
私も心から強く頷いた。
この方々とならば、どんなに難渋する仕事でも、高いレベルでクリアできると確信した。
是非また一緒にやりたい。
ビジネスだから、金銭的報酬は大事ではあるけれども、それだけでは真の「うれしい仕事」「能力以上の仕事」は出来ない。
どんな仕事でも、請け負えば要求レベルは当然高くクリアするが、こうしたコンフィデンシャルな人間関係の醸成が、それ以上の力を生み出すのだと、私は感じる。
辛みの効いた韓国焼き肉をつつき、焼酎をやりながら、私は自分が過去の仕事でチームメンバーとどうだったかを、ふと振り返った。
写真はここ3年、ずっと変わらず(というか、リニューアルできぬまま・・・)1ページきりの当社サイトを飾る「社屋から空を見上げる」と題した写真である。
これからも、常に先を見つめる意識を持つとともに、自らコンフィデンシャルな人間関係を築くべく、テクニックや実績以上にInterCommunication(相互交流)を大事にし、まさにそのInterCommunicationのためのツールや媒体や様式や・・・をデザインすることを生涯の生業として行きたい。
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