先日、月刊誌「STUDIO VOICE(スタジオボイス)」が9月号で休刊すると言う情報をニュースで知った。
休刊理由としては、当然かもしれないが、発行部数減による売上低迷がその理由なのだそうだ。
私にとっては、社名にも引用した「InterCommunication」(昨年夏に休刊)と並び、20代に多くの影響を受けたカルチャーマガジンであった。
やがて仕事でもお世話になることとなった武邑光裕先生や高城剛さんを知り、インターネットの存在を知ったのも、この雑誌からであった。
ここ数年は、昔のように毎月購入することはなくなったが、先日は久しぶりに「アンビエント」特集の号を購読し、その内容に「相変わらずだなぁ〜」などと思っていたところだった。
非常に多くの「知」を与えてくれた雑誌だけに、休刊は残念である。
「残念」というのは、好きな雑誌がなくなるから・・・と言うだけでもない。
情報化が進み、Webなどで多くの情報が得られるようになったにせよ、こうした先端カルチャーを取り扱う雑誌メディアの存在意義は変わらないと思うから、良質な雑誌が継続できない今のメディア環境が、なんだかとても残念な感じがするのだ。
もちろんWebサイトの中にも、先端カルチャー系Webマガジンはたくさんある。
そしてなにより、昨今の知の情報源としては、そうしたサイトからのRSSフィードの取得なんかが挙げられるのだろう。
しかし、毎日何百ものサイトからのフィードを閲覧して得られる情報は、とても浅いのである。
多くのことを知るきっかけにはなっているが、それが深く探究するきっかけとなるような「導き」に欠ける気がしてならない。
こういうメディアからは「さらっと何でも知っている」人は育っても、「あることにかけてはオタクだ」と言うような人物が育ちにくい気がしているのは、私だけではないと思う・・・。
ぜひSTUDIO VOICEには、カタチを変えてでも復刊してほしいものである。
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